晴れのちクラウド: 紙よりも楽しい iPad で使うブリタニカ百科事典のエクスペリエンス

2012年3月15日

紙よりも楽しい iPad で使うブリタニカ百科事典のエクスペリエンス

ブリタニカが印刷版の百科事典を廃止してオンライン版だけにするようです。

「ブリタニカ百科事典」、印刷版廃止に--オンライン版と教育カリキュラムに注力 - CNET Japan

インターネットで Wikipedia などもありますし特に辞典とかはやはり検索する部分がありますので、ネット版になっていくのは自然な流れでしょう。本は必要ですが場所を取り過ぎるのは個人ではやはり使いにくいです。

上の印刷版の廃止のニュースの中でデジタル版の紹介があるのを見ていくと、iPad 版のアプリのプロモーションビデオに行き着きました。見てみるとなかなか良さそう。

ブリタニカの百科事典アプリは日本語版バージョンの 2011年版を持っています。

Going My Way: いつでもどこでも、もちろんオフラインでも使える、ブリタニカ国際大百科事典小項目版 2011

でもこれはオフラインで見れるのはいいのですがファイルサイズが 1GB くらいあります。 iPhone とか iPad の容量によっては入れにくい人もいるでしょう。

今回のブリタニカのアプリはオンライン版をアプリから使う感じになっているのでファイルサイズが少なくていい感じです。英語のみですので英語が好きな人にはいいでしょう。

Encyclopædia Britannica

無料 (2012/03/15 現在)

アプリ自体は無料で使えますが、全部を見れるわけではなく月々の有料課金で利用できるようになっています。続きを読みたければ subscribe という感じです。

ユニバーサルアプリなので実は iPhone でも使うことができます。

といってもアプリの addon から有料サービスを購読することができ、月々 170 円です。使う頻度にもよりますがこのくらいなら個人でも利用する人はいそうです。

アプリのトップページの写真を大きく使った今日のコンテンツというのがなかなか毎日眺めるのも楽しそうです。

今まで出ていたブリタニカのアプリとは全然違った感じで面白そうです。

写真を大きくしてスクロールするのも楽しいです。

関連の項目を探すリンクマップなどもあります。

じっくり読みたい場合オフライン用にダウンロードしておくこともできます。

情報量からすると Wikipedia の英語版は圧倒的な量が有りそうな上無料ですのでこのへんはどうなんでしょう。

iPad が新しのも出てどんどん利用者が増える中で、触って楽しい感じで百科事典が有料ですが手軽に使えるのであればこれはこれでありな感じがします。

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