晴れのちクラウド: 英和辞典や国語辞典が使えるようになった iOS 用の Kindle アプリ

2012年3月16日

英和辞典や国語辞典が使えるようになった iOS 用の Kindle アプリ

Kindle の iOS アプリがアップデートしています。iPhone でも iPad でも使えるユニバーサルアプリです。

Kindle

無料 (2012/03/16 現在)

新しい iPad で採用された Retina に対応したことも大事ですが、かなり大きな追加機能があります。

今まで iOS 用の Kindle アプリでは購入した本は自動で同期されたのですが、send to kindle とかで無料のメールアドレス経由で Kindle に送った場合、Manage Kindle から端末を指定して自分で送ってあげないといけませんでした。

これが、 KIndle アプリからクラウドという部分を開くことで自由にダウンロードできるようになっています。読みたいものを選んでダウンロードすることができます。

Readability 経由で send to kindle で送ったドキュメントなどはこれで簡単に iPad や iPhone のKindle アプリでは読むことができます。

そしてもう一つ大きな使えるようになった機能が、辞書です。

今までは英英辞典を使って読むしかありませんでした。

しかし、英和辞典、そして日本語の文章を読む際に便利な国語辞典が使えるようになっています。

英和辞典はプログレッシブ英和辞典をが使われているようで、単語を選択すると画面の上部か下部に辞書での意味が表示されます。

詳しい内容をさらに見ることもできます。

辞書を切り替える場合は意味を調べた際に出てくる i というところを開いていくと辞書を切り替えることができます。

英語の本を読む際には英英辞典を使うと上達すると言いますが、そうはいってもやはり英和辞典を使った方がわかりやすい。そんな場合に便利です。やはり英和辞典を使うと読むのも捗ります。

iPhone は大丈夫のようですが、iPad での Kindle アプリで英和辞典を使おうと思っても英英辞典に戻ってしまう場合があるようですが、試してみたところ、一度英和にしたあと、Kindle を完全に終了させてから立ち上げ直すと設定が保存されるようです。

国語辞典は大辞泉を使っているようです。意味を調べたい単語を選択すると意味を教えてくれるので便利です。

もちろん、詳細に意味をみていくこともできます。

英和辞典はもちろん嬉しいですが、何より国語辞典が Kindle アプリに内蔵されたということは、もうすぐ日本でも Kindle Store が利用できるようになる日も近そうな気がします。楽しみですね。

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